メルトインデクサー【手動メルトフローレート試験機】|No.522参考規格:JIS K 7210、ISO 1133、ASTM D1238
メルトインデックサ G-02
メルトインデックサは、熱可塑性樹脂の溶融時の流動性を表す指数であるMFR(メルトマスフローレイト・g/10 min)・MVR(メルトボリュームフローレイト・cm3/10 min)を測定する試験機です。(MI計・MFR/MVR測定機)
試験方法として、A法(質量測定法)とB法(移動距離測定法)があり、双方の測定法に対応しています。
特長
●モジュラーデザインの採用により、B法用フローレイト装置(ピストン移動距離測定用ロータリーエンコーダー)・おもり持上げ装置・自動カット装置等お好みのオプションを自由に追加できます。
●オリフィス(ダイ)を炉体下部より簡単に取り外せるオリフィスリリース機構の採用により、作業性・安全性が向上し、残留樹脂押出しの負荷も軽減されました。
●試験条件の入力はタッチパネル上で容易に行えます。
●試験条件(予熱時間・試験温度・試験荷重など)がファイルナンバーでプリセットできるので、試験能率・再現性が向上します。
●試験結果をパソコン*または小型プリンター*に出力できます。(※オプション)
●ASTM D1238 D法に規定されたマルチウエイト測定に対応した自動荷重切替装置がオプションのラインナップに追加されました。
仕様
カタログNo. | 522 |
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型式 | G-02 |
試験温度 | 350°C max.(400°C:オプション) |
試験荷重 |
0.325〜21.6kg 選択
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測定法 |
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電源 |
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寸法 | W400 x D370 x H560mm |
質量 | 約40kg |
オプション
B法用フローレイト装置(ロータリーエンコーダー) |
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ピストンの移動量と時間を計測してMFR、MVRを自動演算処理します。 |
自動カット装置 | 時間を自動計測して所定の時間で試料をカットします。A法試験におけるオペレータの作業が軽減されます。 | |
手動カット装置 | 手動回転式の試料カット装置です。 | |
おもり持上げ装置 | 試験荷重の昇降を自動で行う為、オペレータの作業量が軽減されます。 | |
流出防止クランプ(ダイプラグ) | 自重で流れ出てしまう試料に対して、オリフィス(ダイ)下部を押さえて流出を防ぎます。 | |
データ出力ソフトウェア | 試験結果をパソコンに出力できます。 | |
小型プリンター | 試験結果をプリンターに出力できます。 | |
アクリル製安全カバー | ||
自動荷重切替装置 |
試験荷重の条件設定により、自動で荷重を切り替える為、オペレータの作業量を軽減し、安全を確保します。ASTM D1238 D法に規定されたマルチウエイト測定にも対応しています。 |
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ピストンストッパー自動リリース機構 |
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予熱終了と同時にピストンストッパーが解除され、測定を自動で開始する装置 |
ハーフサイズオリフィス(ハーフサイズダイ) | L=4mm、外径9.5mm、内径1.050mm |
参考規格
JIS K 7210 | プラスチックー熱可塑性プラスチックのメルトマスフローレイト(MFR)及びメルトボリュームフローレイト(MVR)の求め方 |
ISO 1133 | Plastics-Determination of the melt mass-flow rate (MFR) and melt volume-flow rate (MVR) of thermoplastics |
ASTM D1238 | Standard Test Method for Melt Flow Rates of Thermoplastics by Extrusion Plastometer |