ループステフネステスタ®｜581

プラスチックフィルムや磁気テープなどをループ状に変形させてコシの強さ（ループスティフネス）を評価する試験機です。規格試験では適応できない極薄材料に適しています。

極薄材料の「こわさ」を評価する場合、従来の測定法では試験片自体の自重が影響するものが多く、評価することが難しいなどの問題点がありました。

この試験機は、これらの難点が最小になるように試験片をループ状に曲げ、自重によってたるみにくい方向に固定して、そのループの直径方向を押しつぶしたときの荷重によって、試験片の「こわさ」を評価しようとするもので、従来法に比べ微小差の評価が可能になりました。

型式	DA
試験片	長さ90〜180mm、幅6〜25.4mm、厚さ100～250μm
ループ長（有効長さ）	50～120mm
荷重レンジ	5000mN(×1)、500mN(×10)、50mN(×100) フルスケール3段切替
圧縮速度	3.3mm/s
データ表示	リアルタイム値、ピークホールド値　切替
外部出力	RS-232C
オプション	PC+データ処理ソフトウェア（グラフ上で最大8データまでの重ね合わせが可能）圧縮速度可変（2、3.3、5mm/s 3段切替）マグネットチャック（試験片厚さ10～100µm用）ロードセル（容量200mN、500mN、1000mN、2000mN）
電源	単相、AC100V、50/60Hz、3A
寸法	W360 × D490 × H310mm
質量	約25kg